~かぼちゃのクッキー & ラング・ドゥ・ブッフ・ア・ラ・キャネル~




今年のハロウィンは、いつもと違って

自分にご褒美をいっぱいあげました。

もちろん、仮装をし忘れた誰かさんにも。

作ったのは、かぼちゃのクッキーと

ラング・ドゥ・ブッフ・ア・ラ・キャネル。










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ちょっぴり寒くて太陽も早く沈んでしまうこの季節には、

しっかりと表情があり

ふっくら暖かくて優しい味わいの

かぼちゃのクッキーが楽しくて美味しい。










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そして、木枯らしの音が暗い空に昇っていく

冷たい夜には、

ザックリ焦げたシナモンのリーフパイを食べながら、

心やすらぐままに

いつまでも時間をなくしてお喋りしていたい。










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互いに利き手と反対の手があることに気づき

差し伸べ合っては無邪気に笑い合えた

大人のハロウィン。

深く深く暖かく、

楽しい想い出。










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# by ayumink0812 | 2015-11-09 11:37 | お菓子

~柚子のパウンドケーキ~




木漏れ日の中、香るキンモクセイに連れられて

自宅の庭を一周すると、

冬の植物が元気そうに息づいていました。

これからの寒さに温かい気持ちを備えたくて、

大切な人のために焼き菓子を贈ることにしました。

今回焼いたのは、柚子のパウンドケーキ。










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香りも酸味も爽やかだけど、渋さも効いている柚子

そして、少し弾力のあるしっとりとした生地。

最後に数種類のリキュールを合わせ打って

染み込ませたら完成。










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空に漂う白い雲は、くっついたり離れたり。

ほかの雲とくっついて元に戻らなかったり。

そのまま消えたり、また同じ雲とくっついたり。

深遠な繋がりを求めて彷徨った青い日々と

空白の時間。










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そして今、

木漏れ日の中で浴びる光とひとつになって

木陰を縫うようにゆっくりゆっくり歩く幸せに

つい手を伸ばしたくなってしまう

こんな気持ちまで










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包み込むように受け取ってもらえるといいな。



















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# by ayumink0812 | 2015-10-09 22:56 | お菓子

~パン・オ・フリュイ・セック~




ギンギンに照りつける日差しを白の食器が柔らかくし、

暑くて眩しくて、それをまたレースのカーテンで遮っていたのに、

今はもう一本芯の通った冷気にたなびく秋風が

そのカーテンを揺らす候となりました。

そんな週末。

初めてのパン作り。










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そして、その日は私の甥の誕生日。

最近では一緒にキッチンに立ちたがり、シェフになることを夢見ている様子。

お魚までスッパリ切れる大人の包丁を使いたがるので、

見ている方は一緒に握らずにはいられないのに、

「ボクがやる!ひとりでやる!自分自身だから!」

と。

「・・・自分自身?」

この子は自分の意志と責任を持ってやりたがっているのかしら?と、謎めく私・・・。

それにしても自由かつ大胆な組み合わせと調理法でチャレンジしてくるので

自分の幼少時代と重なってしまう。










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同じく幼稚園の先生のお手伝いもしたがるそうで、

「そんな時、できるところを残してあげれば良いんだなと反省します」と

通信には先生のコメントがそう書かれていました。

私はそれを読んで、先生の子どもへのその視線が白亜のように優しく美しく

また、植物がのびやかに育つふかふかの土壌のようで、

そこに「教え育む」ことへの価値が見い出せると思いました。











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調理の出来はともあれ、

私は大好きな人のために何かを作るとき

その人の声、その人の笑う口元、その人の話し方・・・

それをイメージして、その人が心の底から「美味しい!」と

感動できるものが作れたら、それが最高だと思っています。

それにしてもこのパン、

上掛けしたパートゥ・グラニテの粒が大きすぎたり

途中でこねる回数忘れちゃったり。

まだまだ練習が必要みたい・・・。






















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# by ayumink0812 | 2015-09-08 21:08 | お菓子

~サブレ・プラリネ~




ロングバケーション・・・。

ハードな日々を送っていました。

その長いお休みの終わりにふさわしい

サブレ・プラリネ。










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ノワゼットゥ(ヘーゼルナッツ)のプラリネがたくさん入っています。

プラリネはローストしたノワゼットゥとキャラメルを

ローラーを通してペースト状にしたもの。










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プラリネは、よく日に焼けた夏休みの思い出のようで

懐かしい。










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旅した数多くの国々の中でもフランスが好きで

「(私に)合うと思う」と言い、

もちろん一緒に行きたいという誰かの言葉は

嵐とともに幻と化した今年の夏の夜。










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今という時間は私がより天に近づくための時間。

眠っていたものが目覚めるときが来ている私を

これからもどうぞ温かく見守っていてください。

あの日見た大きな大きな流星に

そう願えば良かったな・・・。






















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# by ayumink0812 | 2015-08-25 22:40 | お菓子

~小さなタルトゥ・シトゥロン~




空気は湿っていて、

どこへ行きようもなく停滞している梅雨前線。

梅雨明けの知らせを待ちながらの週末。

レモンのお菓子が食べたくなって、

たくさん頂いたレモンで小さなタルトゥ・シトゥロンを作りました。










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庭先で実ったという自家製のレモンだから、

思い切り皮をすりおろして

入れてしまえるところが嬉しい。










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爽やかで、酸味が効いていて

やっぱり美味しい。










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レモンを口にする前の少しのドキドキ感。

色にたとえるなら何色だろうと

心の中を探ってみるけれど、

何かと何かを混ぜて、二度と同じ色は作れない・・・

そんな色・・・。










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これは何気なく使ってしまいたくなる

海の近くで生まれたガラスのプレート。

何色か定まらないならば、

定まらないままに描いてみてはと

創造の自由へと誘いかける波の声が聞こえてきそう。










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今年の夏空はどんな色だろう?

梅雨明けまでもう少し。




















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# by ayumink0812 | 2015-07-05 19:26 | お菓子