移ろいやすい秋の空に映えそうな ずっと作ってみたかったお菓子の一つである ダックワーズを作りました。 ダックワーズは、日本人のあるパティシエさんが フランスのレシピをもとに、 形と名称を変えて作られたものだそうです。 1回目よりは上手く焼けましたが、 私の理想は、外側はカリッと、中はしっとり アーモンドクリームの香りが口中に豊かに広がる・・・なのですが、 本を見ながら「こうかな?」「これで合ってるの?」 なんてやっているうちに、理想どころか たちまちメレンゲが消えてしまい、 出来上がりが予定の個数分よりやや少なめになってしまったので、 次回はもっとスピードupを目指したいところです ^-^; シンプルなお菓子ほど反応もダイレクトで、 「なぜこうなるの?」「どうして美味しいの?」 問い続ければ繊細で、奥深く、謎もまた多いようです。 以前、魯山人展で見た、 「西洋人や中国人が十の物をもって表現するところを 日本人は一で表現しようとする。 その思い切った省略の中に無限の美を味わおうとするのだ」 ダックワーズを作りながら、彼のこの言葉を思い出しました。 芸術の秋・・・ですね。
by ayumink0812
| 2014-09-12 19:14
| お菓子
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